ウエットカットとフルのドライカット

カットの得意な美容師はショートのカットが上手い?


カットが上手い美容師はショートの髪型を見れば分かる?


???


もう、都市伝説ね^^


おそらくは、


ロングのレイヤーやセイムレイヤーの入れ方や毛量調整が下手。


ロングのレイヤーやセイムレイヤーで動きや表情を作ることができない。


髪が多いとスキばさみだけに頼る。


パーマが苦手。


ロングのカットはレイヤーやセイムレイヤーでも、ショートのセイムレイヤーよりも難しくなります。


5cm(上)と5cm(下)の髪をつなげるセイムレイヤーより、20cmと40cmの髪をつなげるレイヤーや、50cmと50cmの髪をつなげるセイムレイヤーのほうが難しいですよ。


毛量が多くなり、長さの違いが大きくなるほど、全体のバランス感覚や高度な技術が必要になります。


どう考えてもね、短い髪より長い髪のほうが難しいですよ。


まともなロングのセイムレイヤーもできずに、重たいロングを削ぎだけでスカスカにしたり、毛先をそろえる程度ならフォルムの綺麗なショートボブのほうが難しいと言うべきなんです。


髪が多いとヘルメットのようなショートボブを見かけますが、フォルムの綺麗なショートボブはショートカットよりは難しいです。


そもそも、ショートのカットだけなら1000円カットや床屋さんでもできますし、髪の多いロングレイヤーは確実にできないと言い切れます。


さらに、


カットの上手い美容師はパーマが嫌い?


デジタルパーマは何度もできない?


???


これにも笑います^^


おそらくは、


難しい技術はやりたくない。


失敗するのが怖い。


パーマのメリットを理解できない。


デザイン力に幅がない。


パーマよりもカットだけのほうが利益効率がいい。


パーマが苦手ということは土台になるカットも下手だからです。


パーマが得意ということは土台になるカットも上手いからです。


ストレートのほうがフォルムのバランス計算が簡単であり、ストレートの平面カットよりも立体的な3Dパーマは難しいのが当たり前な話です。


パーマのカールやウェーブをカットで作るフォルムはくせ毛のカットと似ている部分があり、パーマが上手いということはくせ毛のカットも上手い可能性が考えられます。


私はカットもパーマも得意ですが、カットだけでくせ毛を活かすことが大好きな美容師です。


そして、


私ならデジタルパーマを何度でもできます。


理由はこちらですが、口先だけの能書きではない、一番髪の手入れが楽な最も傷まないパーマの真実です。


本当にカットの上手い美容師は、ショートヘアもショートボブもロングレイヤーも上手いのが当たり前であり、本当にパーマやデジタルパーマの上手い美容師は、ウェットカットもドライカットも上手いのが当たり前に大前提です。

ヘアカタログに多いこてで作った偽パーマのロングではなく、ノーカットのスタイリング完全実演動画で比較をすれば、違いは一目瞭然ですから単純明快な話です。


3本のス-パーデジタルパーマのスタイリング動画では、あえて理想的で簡単な毛量や長さや髪質ではないお客さんを選んでいます。


誰でも簡単にできるのなら実演してほしいですし、できないなら笑わせるなといいたいですね。


こてで作ったヘアモデルの画像は宣伝用に販売されていますが、ヘアカタログの偽パーマを信じている人が多く、ヘアスタイル画像の担当スタイリスト名で嘘が多いのには笑います。


皆さんが見ている美容室のヘアスタイル画像が、購入されたヘアモデルの画像かもしれないということですね。


ヘアスタイル画像販売の実態をまだ知らない皆さんに、是非、リンク先を読んでいただきたいと思います。


こてで作った偽パーマのヘアスタイルが販売される理由の一つに、多くの美容師が動画でパーマの仕上がりを再現(実演)できないことが考えられます。


ショートのカットが得意というのはカットが上手いのではなく、ロングのカットやパーマが不得意という裏返しの表現です。


本当に幅広く技術を習得した美容師ならば、カットが上手い美容師はショートの髪型を見れば分かるだの、カットの得意な美容師はパーマが嫌いなどとは言わないものです。

次に、


髪の量が多い方やくせ毛の方ならドライカットがおすすめ?


日常生活の髪は乾いた状態であり、ウエットカットは基礎と考えます。


ドライカットをするには手間暇がかかりますが、髪が乾いた時の再現性だけではなく、担当美容師がカットの前にシャンプードライ(ブロー)をすることで、前回カットの不具合やくせ毛と毛流を見極めやすいメリットがあります。


そもそも、髪が濡れた状態のヘアカットで、髪が乾いた出来上がりをイメージできますか?


美容室での有料トリートメントも同様ですが、多くの美容師がやっていることは何事も疑うことを知らないのが素人さんです(笑)


ただし、


ドライカットのメリットはすべてに有効といえますが、ドライカットでもウエットカットでも、パーマでもデジタルパーマでも、できあがりは美容師の技術力により雲泥の差があります。


ドライカットやデジタルパーマだから出来るのではなく、術を心得ている美容師なら幅広く出来る可能性が高いということ。


ここが肝心要!!


ドライカットは髪が多い方のショートボブやロングレイヤーでは違いがはっきりでますけど、ウエットカット後に最後だけをドライでカットすることはチェックカットといいます。


本当のドライカットはフルのドライカットでなければ意味がないこと。


ここを知らない方は多いですよ!^^


ドライカットは毛量を減らすだけの技術だとか、髪を乾かしてカットをすればドライカットだと言う美容師は、ドライカット本来の意味を理解していないからです。


単純に髪を梳くのがドライカットではありません(笑)


下手な美容師の削ぎは直すのが大変であり、パーマをかける場合には話になりません。


ヘアスタイルのフォルムをイメージして、彫刻をするようにカットをするのがフルのドライカットであり、濡れている髪よりも乾いている髪はカットをしにくいですから、テクニックのない美容師にフルのドライカットは無理なことです。


髪の多いショートボブやロングレイヤーともなれば、フルでのドライカット(彫刻カット)は難しい為に、チェックカットをドライカットだなんて言うんです。


ウエットカットとドライカットを論じるならば、多くの経験でしか分からないことが多いですが、私の経験から言えばフルドライカットのメリットが圧倒的に勝ります。


したがって、


私の場合は同じドライカットでも、ショートのボブからロングのレイヤーまで、フルのドライカットで完成させます。


今は彫刻フルドライカットの専門店ですけど、チェックカットレベルのドライカットと、彫刻をするような100%フルでのドライカットでは次元が違います。

最後に、


ドライカットは髪が傷む?


ドライカットは髪が傷むという美容師は、ドライカットが下手なだけの言い訳です。


私のフルドライカットは髪に負担をかけませんから、髪が傷むことも痛いこともありません。


痛いどころかお客さんは眠くなります。


上級者の技術というのは、櫛のあたり具合、ブラシの当たり具合、ハサミのリズム、すべてが気持ちいいぐらいです。


私のドライカットのデメリットはお客さんが寝てしまうこと(笑)


静寂な空間は工房らしく集中力が増しますが、寝そうな方のカットは美容師でも怖いです。


首が傾いたりフラフラしていては、まともなカットはできません。


施術中は寝ないようにお願いしますね!^^


アトリエクイーンでは後頭部のカットも見ていられるように、お客さんの背後に大きな合わせ鏡を設置してあります。